社員紹介

PROFILE

S・I 港湾物流第1部 2024年入社

2024年に新卒入社し、港湾物流第1部のフォアマン※業務を担う。完成車をはじめとする貨物を安全に積み付ける本船荷役作業の最前線で指揮を執り、巨大な貨物船を舞台に、名古屋港から世界へと貨物を送り出す仕事に取り組んでいる。

(※)用語説明
フォアマン:船への積み込みや船からの荷卸しなどにおける現場責任者・監督者

INTERVIEW

フォアマンとして、
積み付けプランを実行する。

私の担当は、在来船(=非コンテナ船)のフォアマン業務です。
付けプランを作成し、荷役作業全体を統括します。
貨物の高さや揚げ地に合わせた積み付け、船の構造に配慮した作業員の動線、荷重バランスや車両サイズ、回転半径など、あらゆる要素を踏まえてプランを組むのがフォアマンの役割です。

とはいえ、事前のプランどおりに荷役作業が進むことは、ほとんどありません。潮位や船の着岸時間の変更など、当日の状況に応じて柔軟な対応が求められます。
だからこそ、計画力と即応力の両方が重要です。

船積みの流れが途切れないよう的確な指示を出し、貨物が円滑に積み込まれていく。そんな業務に大きなやりがいを感じています。
名古屋港から世界へ。大規模な輸送を現場で確実に形にすること。
それが、フォアマンという仕事です。

ルールと用語を知ることから、
すべてが始まった。

配属直後に苦労したのは、港ならではの言葉やルールでした。船の前後を示す呼び方、船内の構造、車両を誘導するための合図――最初は、どれも何を意味しているのか分からないことばかりでした。

まずは先輩とペアを組み、プランを片手に現場を往復しながら、言葉の意味や作業の流れを一つずつ学んでいきました。船社や航路によって求められるものの違い、貨物を固定する器具の使い分け、積み順を変更するときの判断基準など、背景まで理解することで、徐々に判断が速くなっていきました。

今では、現場で貨物の滞留が発生したら即座に導線を切り替え、プラン修正できるまでに成長しました。
港の専門用語を使いこなせるようになってきた頃から、フォアマンとしてスムーズに現場全体を動かせるようになったと感じています。

名古屋港No.1の事業規模。
それが、入社の決め手でした。

就職活動では、観光やブライダル、金融など幅広い業界を見ていました。そんな中、合同企業説明会で出会ったのが名港海運です。名古屋港でNo.1のコンテナ取扱規模を誇り、さらに完成車や産業機械、特殊貨物など多岐にわたる輸送を通じて日本の産業の基盤を支えている。その社会的な役割に大きな魅力を感じました。

入社の決め手になったのは、人の温かさです。実は一度、選考会場を間違えてしまったことがありましたが、そんなときも実力を発揮できるよう温かく声掛けをしてくれる姿勢に安心感と信頼を覚えました。実際に入社してからも、部署を越えてお互いを尊重し合う空気があり、「現場が動きやすいように」という意識のもと、協力し合う文化が根づいています。

名古屋港No.1という長年の実績と信頼があるからこそ、船会社との調整もスムーズに進められる。だからこそ、経験の浅い私でも着実に学びを積み上げていける環境です。

仲間と環境に支えられ、
挑戦を続けられる毎日

同期の存在は、日々の大きな支えになっています。独身寮では通関士の勉強を一緒にしたり、夜に集まって仕事の悩みを語り合ったりすることも第二の青春です。週末にはバーベキューや飲み会でリフレッシュするなど、励まし合える仲間がいるからこそ、前向きに仕事に向き合えています。

加えて、現場は季節や天候の影響を受けやすく、体力的に厳しい場面も少なくありません。それでも独身寮の食堂でしっかりと健康的な食事がとれて、生活の基盤が整っていることで、日々の業務に集中できています。

さらに、作業着のセパレート導入、熱中症対策、トイレマップ作製等、女性フォアマンの受け入れに関して、上司・先輩方が積極的に動いて下さったので、何不自由なく働くことが出来ています。
まだまだ女性が少ない現場ではありますが、働きやすい環境づくりをしてくれる会社だからこそ安心して挑戦を続けられています。

臨機応変を積み重ね、
女性フォアマンとしての
新たな道を切り拓く

在来船の荷役作業は、計画通りに進みません。車両の到着が遅れれば作業スペースや積み方を変更するなど、現場の状況をみながら調整を行います。最近はメインのフォアマンを任されることも増え、事前に立てたプランを守りながら、その場その場で工夫を重ねる難しさとやりがいを実感しています。

1隻あたり2,000~3,000台の車両を積むこともあり、1日で15,000歩以上歩くのは当たり前。夏場には船内が40度を超える日もあります。それでも、最後の1台が収まり、しっかりと固定まで完了した瞬間の達成感は、言葉にできないほど大きなものです。

こうした現場で求められる臨機応変な対応を、個人の経験で終わらせず、誰もが再現できる「手順」として残していくこと。そして、まだ女性社員が少ない現場だからこそ体力面や働き方の工夫を重ね、後に続く女性フォアマンの確かな道標となっていきたいと考えています。

港での経験を次のキャリアへ繋げていく

今は現場で経験を積む大切な時期ですが、将来は営業や他部署の仕事にも挑戦したいと思っています。フォアマンとして培った判断力や現場感覚を、全体の工程管理や調整業務に活かすことで、物流全体の効率化にも貢献できるはずです。

名古屋港から世界中へ完成車を送り出す仕事には、日本の産業を支えているという大きな責任があり、地域社会への貢献も実感できます。

交渉力や判断力などが求められる仕事に挑戦したい人には、とてもやりがいのあるポジションだと思います。
私自身も現場で得た学びを糧に、将来的には仕組みづくりに限らず組織や人の成長を支えるさまざまな領域で力を発揮していきたいです。