社員紹介

PROFILE

M・O 航空貨物部 2022年入社

航空貨物部に所属。中部国際空港を拠点に航空貨物の輸出入を担い、航空会社や顧客との折衝など、スピードと正確性を求められるオペレーションに取り組んでいる。

INTERVIEW

名港海運の最後の砦を担う
航空貨物部

私が所属する「航空貨物部」は、貨物を航空便に載せるための手配と確認を担っています。航空会社にスペースをブッキングし、顧客の依頼に応じてスケジュールを調整し、必要な書類を整えて不備がないかをチェックする仕事です。

取り扱う貨物は、自動車部品や精密機器、付加価値の高い貨物から緊急対応貨物まで多岐にわたります。海上輸送が週や月単位で動くのに対し、航空は日単位で状況が変化するスピードの世界。一便に間に合うかどうかで、顧客に数億円規模の損害が発生することさえあります。

だからこそ、貨物が無事に積載され、定刻通りに離陸するときには大きな手応えを感じます。スピードと正確性、その両方を支えるのが自分の役割であるという実感があります。

日単位で変わる現場に、確実性で応える

航空輸送は、厳格なルールが特徴です。たとえばリチウムイオンバッテリーはセル数やワット数、塗料・化粧品は成分や含有量まで細かく確認され、条件を満たさなければ積載すること自体ができません。配属当初はその確認項目の多さに戸惑い、作業指示が滞ってしまうこともありました。

先輩が教えてくれたのは「処理の仕方」ではなく「考え方」でした。なぜ確認が必要か、どこを見れば判断できるか、そうした視点を身につけたことで、徐々に自分の判断で対応できるようになりました。さらに、日々の業務では同僚と情報を共有し合い、見落としがないよう補い合っています。

航空輸送の現場では、一つの判断ミスが大きな遅延につながることもあるため、確認作業の積み重ねが何より重要。
自分で手配した貨物が無事に飛び立ったとき、国際物流を支えているのだと、確かな手応えを感じます。

英語を生かし、
止まらない物流を支える

大学で学んだ英語を「社会の中で生かしたい」と考えたとき、自然と惹かれたのが物流の世界でした。物流が止まれば暮らしも産業も止まる。貨物輸送はその一端を担うやりがいがあります。

名港海運を志望した決め手は、選考初期の段階から人事の方が一貫して私の名前を覚えて呼んでくださり、誠実に向き合ってくれたことでした。
その姿勢に安心感を覚え、「この会社なら大丈夫」と思えたのを覚えています。入社後はまず物流センターの立ち上げを経験し、貨物の取り扱いや現場オペレーションの難しさを実際に肌で感じました。

汗をかきながら物流の基礎を身につけた経験は、今の業務にも直結しています。重量やサイズを瞬時にイメージできる感覚があるからこそ、書類上の数値を現場の実態と照らし合わせて判断できる。
語学力と現場感覚、その両方を土台に、航空輸送というスピード勝負の物流を支えています。

“考え方”を教えてくれる先輩たち

名港海運の先輩たちは、ただ作業の手順を教えるだけでなく、「どう判断すべきか」という軸を示してくれます。たとえば危険品の対応で迷ったときも、「この成分はどう分類されるのか」「なぜ航空では制限が厳しいのか」といった背景から丁寧に教えてくれるため、理解が深まり、次からは自分で判断できるようになります。

また、同僚との関係も大きな支えです。日々会話やチャットを通じて情報を交換し合い、自分一人では気づけない視点を補い合っています。航空輸送では、個人の判断が遅延やコスト増に直結することもあるため、同僚との連携が業務の正確性を高める重要な要素です。

状況変化の早い航空現場に立っていると、判断力と同時に、人との信頼関係こそが業務を前に進める力になると実感します。

空の現場から、
新しい物流を切り拓く

航空輸送の現場にはまだ多くの改善余地があると感じます。紙ベースのワークフローや煩雑な確認作業など、AIやデジタルツールで効率化できる部分は決して少なくありません。たとえば、スペース管理や進捗の共有をデジタルで一元化できれば、業務効率はさらに向上するはずです。一方で、危険品の判定や特殊貨物の取り扱いなど、人にしかできない領域も確実に残ります。

だからこそ、「テクノロジー」と「人の目」をどう組み合わせるかが、国際物流を進化させる鍵だと思います。私はまず、担当案件を一人で完結できる存在になることを目標にしています。

その先には、仕組みそのものを改善するプロジェクトにも関わっていきたい。
航空輸送での経験を土台に”現場目線で”新たな仕組みを提案できるようになりたいと考えています。

海外で学んだ視点を、次の成長へ

入社2~3年目に経験したタイ・インドでの長期海外研修は、自分の視野を大きく広げてくれました。通関の流れも、現場での常識も、国が変わればまったく異なります。その違いを肌で感じたことで、将来は海外拠点で働き、現地のパートナーと直接連携しながら物流を組み立てたいという想いが一層強くなりました。

国内で培った「確実性」と、海外で得た「柔軟性」。この両方を活かすことで、海と空を掛け合わせた物流を円滑に遂行できる体制を築いていきたいと考えています。

今は航空輸送の現場で判断力を磨きながら、次のステップに向けて準備を進めているところです。
”現場から国際物流の未来を前進させる”。
それが、今後の私の目標です。