職種紹介
WORK

職種紹介

物流のバトンを、絶対に落とさない

物流は、想いをつなぐ、バトンリレー。各部門で奮闘する社員たちの声をここで紹介します。

港湾物流部
大海をコンテナ船が進む。
世界の物流を担うことが、
フォアマンの誇り。
T.D. 2020年入社

コンテナ船と向き合う。

私は港湾物流部でフォアマンという仕事をしています。フォアマンとは、コンテナ船に貨物をどう積み卸しするかをプランニングする仕事です。到着する前からプランナーと情報共有し、あらゆる事態を想定しながら作業プランを組み立てていきます。到着後は乗船しているチーフオフィサー(一等航海士)にそのプランを伝え、作業員に指示を出して積み卸し開始。チーフオフィサーのほとんどが外国人のため、英語とジェスチャーでコミュニケーションします。コンテナが傷ついていたり、悪天候に見舞われ急なプラン変更が必要になったりと、予期せぬトラブルは日常茶飯時。すぐにプランを変更して作業員がその指示をもとに動き、積み卸しが終わってコンテナ船が悠然と出港する姿を見ると、物流はダイナミックな仕事だなと実感しますね。

日本一の名古屋港から世界へ。

物流は戦争やパンデミック、TPPなどの条約、物価高、人手不足など世界の動きと直結しています。だからこそ貿易貨物量が日本一である名古屋港は大きな役割を担っており、そこで働けることに言葉では言い表せないほどのやりがいを感じています。私が大切にしているのは長期的な視点で物流業界全体、コンテナ船全体を考えること。たとえば、別の港で積んだコンテナに問題があった場合、自社の貨物ではないから関係ない、と考えるのではなく、プランナーやチーフオフィサーに伝え、作業員にお願いしてすべて積み直したケースもあります。私が物流というインフラを支えているんだ。そんな思いを胸に、フォアマンとしての誇りをもってこの仕事に取り組んでいきたいです。

物流センター
物流で自動車業界を支える。
後輩たちの見本となる
女性総合職を目指して。
M.M. 2022年入社

メガサプライヤーのものづくりに貢献。

私は自動車業界の大手取引先を担当しています。世界トップクラスのメガサプライヤーのため、各地の工場から名古屋港に輸入された自動車部品をMEIKOの物流センターに保管し、トラックを手配してお客様の国内拠点に届けます。私たちの仕事はお客様の生産ラインの一部に組み込まれており、たとえばコンテナ船が到着して5日以内にお届けできなければ工場がストップしてしまいます。さらに、生産状況に影響を受けて、「明日貨物が届くのでお願いできませんか」といった急な依頼も多く、現場の作業員と協力しながら最大限に応えなければなりません。常に時間に追われ、プレッシャーも大きいですが、お客様から直接「ありがとう」と言ってもらえると本当に嬉しいです。

DXで物流を効率化していく。

MEIKOでは女性総合職の新卒採用をスタートし、私はその二期生として入社しました。MEIKOを選んだのは、その一期生の先輩のインタビューを読んだから。物流業界は女性には難しそうというイメージが大きく変わりました。私の目標は、女性総合職のロールモデルになることです。これから入社してくる後輩たちのために道を拓き、MEIKOや物流業界で活躍する女性をもっと増やしたいです。最近取り組んでいるのは、私たちの世代が率先してDXによる効率化を進めること。物流の現場では紙の書類や資料が当たり前で、自動化もあまり進んでいません。まずは物流センターでテストを行い、将来的には他部署に横展開して会社のDXを推進したいです。

営業第一部
取引先とタッグを組み、
物流インフラで
何気ない日常をつくる。
M.Y. 2018年入社

取引先と信頼関係を築く。

私の父親は駐在員としてカナダや香港、メキシコに赴任していました。そのため物心ついたときから「海外で働くってカッコいい!」と思うようになり、世界と関わる仕事に憧れていました。MEIKOに入社後、私は輸入貨物の営業として総合商社、大手メーカーなどを担当しています。主に米や麦、菜種、飼料となる牧草、コーン、鉄鋼メーカーで使用される原料などの輸入です。お客様が世界中で買い付け、コンテナ船で運ばれてきた貨物を名古屋港で降ろし、倉庫で保管して、全国に出荷するまでの工程です。長年、お取引いただいているお客様が多く、ニーズは安定していますが、そこに甘んじることなくお客様との信頼関係をより深め、最適な提案をすることが私の一番のミッションです。

物流インフラを守る責任。

日々変化する世界情勢の中で、お客様の要望にどう応えるかを常に考えています。貨物はアジア圏であれば3~7日程で届きますが、ヨーロッパやアメリカになるとリードタイムは長くなり、さらに戦争の影響を受けると、輸入貨物に規制がかかったり、コストアップにも繋がります。これらの情報をもとにお客様と商談を重ね、プライオリティはコストなのか、物流品質なのかを確認して受注につなげていきます。現場では多くの作業員やトラックドライバーの手を借りて貨物がリレーされて各地に届くため、物流は電気やガスと同じ、私たちの生活を支えるインフラです。お客様はもちろん、たくさんの人たちに喜んでもらえる仕事を選んで本当に良かったです。

営業第三部
「あなたなら安心だね」
お客様からそう言ってもらえる
物流のプロになる。
A.S. 2022年入社

お客様と現場の間に入る仕事。

私が所属する営業第3部は輸出を手がけ、私は工作機械や繊維、小麦粉などの食品等を担当しています。私の仕事はお客様と現場の橋渡しです。名古屋港では様々な貨物が欧米やアジアをはじめ世界中に輸出されており、お客様との調整が欠かせません。名古屋港のターミナルの担当者のほか、社内では国際複合輸送部、配車センターや現場の担当者とコミュニケーションを取りながら輸出を円滑に進めるための仕事を任されています。大切にしているのは、痒い所に手が届くサービスを提供すること。リーダーや先輩たちが同じフロアのすぐ近くにいるので、分からないことがあれば気軽に聞けるのも心強いですね。デスクワークにとどまらず、コンテナに積み込まれる貨物を自分の目で確かめるために現場まで足を運ぶこともあり、一般的な事務職と比べて刺激的で飽きないですね。

現場とのチームワークが大切。

現場では「今日はコンテナが◯本あって、その中にこの商品を入れるからこう進めよう」と、事前に段取りを組んで作業を行っています。船が揺れても荷崩れしないように頑丈に固定したり、カビが生えないように乾燥剤を入れたり、コンテナへの格納方法は様々です。そんな中、お客様から「すぐ倉庫に入れて最短で輸出したい」といった急な依頼が来た場合、現場と協力して実現しなければなりません。現場と助け合い、フォローし合いながら、お客様の要望に応えられると本当に嬉しいです。輸出は貨物の種類が多く、輸出先である荷受け地によってもルールや手順が異なるため奥が深い。私がチャレンジできることはまだまだたくさんあります。MEIKOのノウハウを貪欲に吸収して、物流のプロになりたいです。

国際複合輸送部
世界の文化やルールを知り、
視野を広げることで、
私はもっと成長できる。
S.S. 2019年入社

女性が活躍しているから安心。

大学で国際文化を専攻していたので、就活では国際貢献ができる業界や企業にエントリーしました。海運には興味はありませんでしたが、会社説明会でMEIKOを知り、「女性がたくさん活躍していておもしろそう!」「得意の英語やドイツ語も活かせそう!」というのが素直な感想でしたね。私は国際複合輸送部でNVOCC業務を担当し、オーストラリアとフィリピンの輸出入、中国への輸出を担当しています。NVOCCとは自社で船舶などを持たずに輸送事業を行う、分かりやすく説明すると旅行代理店の物流版のような事業です。船会社や海外現法と密に連携し、お客様の海外の工場まで、複数の輸送モード(船・鉄道・トラック)を使って貨物をお届けするお手伝いをしています。

お客様の貨物を届けるやりがい。

現地拠点や現地代理店には、この船でいつ届くなどの状況確認を入念に行うものの、グローバルな業界だけにトラブルはどうしても起こってしまいます。だからこそ、世界情勢や天候など突発的なトラブルを乗り越えて、貨物を無事に届けられたときはやりがいを感じますね。特に思い出に残っているのはオーストラリア向けのある精密機械です。そのまま輸出しようとするとオーストラリアの法律により病害虫を死滅させる燻蒸処理が必要になり、機械が壊れる可能性がありました。日本国内で購入したものであること、購入から一定の期間が経過したことを証明すれば処理は免除されるため、レシートなどを集めて現地代理店へ検疫当局との交渉を依頼し、お客様の貨物を守ることができました。もちろん現地とのやり取りは英語でしたので、非常に根気が必要でしたね。将来的には世界各国を担当し、世界の文化やルールを学んで、もっと成長していきたいです。

通関部
専門知識を磨き、
通関業務で
世界と日本をつなぐ。
K.K. 2016年入社

毎日の仕事が世界と繋がる。

私がMEIKOを選んだのは、物流で世界と日本をつなぐグローバルな仕事に興味があったからです。日本に輸入される全ての貨物は形状・材質・用途によってHSコードと呼ばれる番号で分類され、税率が決定されます。その番号を決め税関に申告するのが主な仕事です。現在、各国の間でTPPやRCEPなど様々な貿易協定が結ばれており、関税を引き下げて自由貿易を推進しようという機運が高まっています。これらの世界と密接に関わっている協定や各種の減免税制度を正しく理解して適用すれば関税が下がり、お客様の負担を減らせる反面、誤ったHSコードや税率で申告してしまうと大変なことになってしまいます。ミスが許されない仕事だけに、税関に認定を受けたAEO事業者の一員として責任感と緊張感をもって取り組んでいます。

磨いた知識が日々の生活に
結びつくことがやりがい 。

通関部配属後は国家資格である通関士資格を取得しました。MEIKOは資格取得支援の制度が手厚く、周りのメンバーと切磋琢磨できる環境が整っています。通関部では専門知識が必要な業務が多くありますが、講習会に参加して新たな知識を得たり、部署内で情報を共有したりと周囲の方々と協力しながら日々知識の向上に努めています。また、知識をつけるだけでなくオフィスを飛び出して実際にコンテナを開ける現場に足を運び、動植物検疫や商品のライセンス等、様々な規制を確認するなど、税関の検査に立ち会うこともあります。自分が手がけた貨物がスーパーなどの店頭に並び、お客様の手元に届くのを想像するとやりがいを感じます。自動車や航空機の部品も取り扱っており、私生活にも深く関わる仕事だと感じています。今後の目標は、アナログな業務が多い通関業務にRPAを導入し、ペーパーレス化や業務効率化を図ることにも貢献していきたいです。

航空貨物部
MEIKOは空を翔る。
国境を越えて、
航空貨物を届けるために。
Y.R. 2019年入社

世界を舞台に活躍できる人材になる。

アメリカ留学経験を活かし、世界中を飛び回る仕事がしたいと思っていました。MEIKOは海上輸送にとどまらず航空輸送にも事業を拡大しており、自社航空機を持たない「航空フォワーダー」の営業として、私は大手取引先へ航空便を提案しています。海上輸送との大きな違いは、より緊急性の高いニーズが多く、輸送コストは海上の約10倍です。機械部品や素材、輸送手続きに時間がかかる危険物など、それが無ければお客様の生産ラインがストップして大きな損失が出てしまうといった緊急事態に、現地代理店と協力して航空便やトラックの手配から現地での保管まですべて行います。競争が激しい業界ですがリードタイムやコスト、ハンドリングなどに至るまで、MEIKOの物流品質は高い評価をいただいています。

物流の最後の砦としてのやりがい。

航空輸送は緊急性が高いため、お客様は「すぐにでも届けたい」とお困りの場合が多く、私たちは最後の砦のような役割を担っています。現地拠点との調整、現地代理店との折衝などを何度も重ねて、人の手で貨物が航空便に乗り、現地の倉庫に入ってトラックでお客様のもとに無事に届いたときの達成感は忘れられません。また、世界情勢の変化や予期せぬ災害、現地がストライキに突入してしまうといったトラブルが発生した場合、お客様の損失が大きくなるため、それが不可抗力だったとしても責任重大です。だからこそ、営業としてお客様との信頼関係が不可欠です。今後は、航空だけではなく海上や陸上の知識も身につけ、海外貿易のスペシャリストになりたいです。

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